オンクリ
Blogオンクリの日常
2023/04/24

【三日坊主日記】オンクリを始めて1年。

オンクリを始めて1年

久しぶりの三日坊主日記を書いている土屋です。
前回の「【三日坊主日記】オンクリを始めて6ヶ月。」を読んでいない方は、こちらより読んでみてください。

土屋とは誰か?

年齢は23歳で誕生日は1999年2月4日。(覚えてください。切実に)誕生日はワンピース魚人島編のフカボシと一緒です。ちなみに年齢も一緒です。
長野県東御市で平凡な家庭に生まれて、特に秀でた才もなく小、中、高と過ごし、平凡にプログラミングが学べる専門学校に進学。
平凡に社会人を1年半やってフリーランスで独立。今は法人化しています。

昔からこれといったやりたいこともなくて、農家になろうと思ったり仙人になろうと思ったり。(この話はまた別で書きます。)
趣味は本当になくて、たまにサウナに行くくらい。それ以外は寝るかご飯を食べるか仕事をしてます。あとは動物が好きだけど蛇は苦手です。
潰瘍性大腸炎という病気もあります。これまた厄介だけど最近は自分を確立する一つの要素になりつつあります。

オンクリを始めて1年。

オンクリは2022年4月11日に生まれました。
この記事を書いているのは2023年の4月21日なので1年と10日になります。

現状、どう?

これで第1期が終わりますが、売り上げから見るとオンクリを起業するときに立てた事業計画と差異がほぼありませんでした。
はい。まずまずの結果だと思います。
点数をつけるなら100点中60点といったところでしょう。

でもそれは売上の話です。思いのほか、出費がかさんで計画通りに利益は出ませんでした。
計画通りにいけば全員が100万円ずつボーナスをもらえるはずだったのですが、、
そうはいっていません。
目標は高かったものの、実際に支給された金額は年間通して14万円。。。
86万円足りていません。
会社として余裕があるわけではないのですが、ボーナスが「業績による」だと一生出さなくなってしまうので最低ラインを7万円に設定して年2回支給しました。

「黒字なだけいいよ。」
確かにそうですね。
でも今期こそは全員が100万ずつボーナスをもらえる会社を目指します。

始めた時と今で変わったことは?

大きく変わったことはやはり人が増えたことです。
オンクリを立ち上げた時、会社には僕1人だけでした。
2022年5月からデザイナーの牧野が参加し、7月からエンジニアのサントスが参加し、今年の3月にはもう一人エンジニアの〇〇も参加してくれました。
(〇〇は今の所内緒です。今後登場するかもしれません。乞うご期待。)

メンバーは全員、スキルが僕より高いクリエイター達。
いつも助けてもらって頭が上がりません。

もちろん、人が4人いる状態で会社を続けることは楽ではありません。
でもめちゃめちゃ楽しいです。

そもそも僕が会社を作ったのは、この人たちと仕事をしたいから。
そういうと
「業務委託でいいんでない?」
と言われることも多々あります。
でも、そういうことではないのです。
同じ会社で一つの目標に向かって仕事をしたかったんです。
これ以上論理的に説明しろと言われたら何も言えません。

1年間、どんなことがあった?

この1年間は、すごく波がありました。
振り返りが多いですが、オンクリは起業時点で大きな売上が既に立っている状態でした。
期の始まりに目標売上の30~40%は売り上げが確定していました。(ちょっと曖昧ですが。。)

その時の僕は完全に勢いと調子に乗っていました。
「これだけ売り上げが立つのであればすぐに拡大できるし、仕事に困ることはない。」
「営業すればいくらでも仕事に繋げられる。」

基本的にオンクリはほぼ全ての仕事を内製化しているので仕事がたくさん入った場合、社内は一気に忙しくなります。
お客さんに対して3~4ヶ月待ちです。ということもありました。
ということで受注した案件の納品ラッシュにより半年間、オンクリは一切の自発的な営業活動を行っていませんでした。

勘の良い方はもうお気づきかもしれませんが、半年経った時点で仕事の数が激減(笑)。
一時売り上げは例月の20%ほどまで落ち込む月もありました。

そこから少しの間は社内に目を向けて、サイトをリニューアルしたり後回しになってきたことを進めていました。
とはいえ、そこに利益は生まれないので昨年の12月頃から自発的な営業活動を再開。

何がしたいかを思い出した

営業もマーケティングも、やり方を間違えなければそこに割いたリソース分の対価は返ってきます。
なので今は仕事に困っていることはないのですが、土屋個人がぶつかった壁がありました。

それは
「一生仕事をとり続けるのはすごく大変。」ということ。
特に実績の少ないオンクリにとってシステム系の案件を取るのにはとても苦労していました。
もちろんオンクリには優秀なエンジニア、サントスがいるので技術力には自信があります。
しかし、システム案件で重視されるのは技術力よりも、信頼と実績です。
そういった面から比較したときにオンクリでは、他社さんと比較された場合劣ってしまうのが現状です。

その中での選択肢としてSESというものもありました。
簡単にいうとサントスの時間をクライアントに買ってもらい、報酬をもらうという形式です。
サントスの技術力で言うと提示される月単価は最低で¥800,000、上を見ると100万を超えます。
会社としてはプロジェクトが終わるまでは別の案件を探す必要がなく、売上も継続的に入ってくるためとても安定します。

気持ちのいいものではありませんでしたが、最初にサントスにこの相談をしたのが3月中旬。
返答は
「土屋さんがやれというならやります。」
でした。僕としては、会社を続けていかなければいけないし仕方のないことだと思っていました。
いや、言い訳をしていました。
個人個人に意思はあるけれど、会社を回しているのも、判断するのも自分です。

そこからSES案件を探し始め、スキルセットが豊富で経験年数も長いサントスにとって案件は無限にありました。

何のために会社を始めたの?

案件探しをしている最中、3月からオンクリに参加したエンジニアから個人slackで1通のチャットが僕の元に届きました。
「今ちょっと話せますか?」
それも夜19:00の話です。
オンクリの終業時刻は18:00なのでもちろん退勤後です。

そこから話した中で、
「サントスさんがオンクリに入ったのは、オンクリにいるメンバーと仕事をするためだと思います。
SESの案件を受けたらそれが達成できなくなるのでは?」
と教えられました。
(通常、SESに参加する場合は指示やコミュニケーションは取引先と直接になるためサントスはオンクリに所属しながら、仕事は全く別になってしまいます。)

それを分かった上で、自分は判断している。そう考えていた僕は、
「それは分かっているけれど、会社を続けなければ話にならない。」
ということを伝えました。
そんなにピリピリはしてないですよ!普通の会話です。

それを聞いた〇〇は、
「しっかりと考えがあってそうしているのであれば安心しました。」
そう言われたときにハッとしたんです。
なんでかはわからないけど。

そもそも僕が会社を始めたのは、牧野さんやサントスさんや〇〇さんと働きたかったら。
それは世の中に大きな価値をもたらしたいとか、お金をたくさん稼ぐよりも大事なことです。

それが達成されなければ会社をやっている意味はない。
しかも、「安定」したいなら会社なぞ作るな。
多分1年前の自分がいたら、今の自分にぶちぎれるだろうなと。

一緒に仕事をしなくてもいい状況になるのであれば、そんな会社畳んでしまえ!
(ちょっと極端ですが、まあこういうことです)

フラフラだけど

基本僕はフラフラしています。
大きな売り上げに一喜一憂したり、ちょっとしたトラブルで怒ったり悲しんだり。
会社としての理念も特に決まっていません。
でも今一番大事なのは、今のメンバーで仕事ができること。
プライマリーな優先事項は決まりました。

今季の目標

今季の目標はシンプルです。

  1. みんなで仕事をすること
  2. ボーナス100万をみんなで貰うこと

次は、「オンクリを始めて2年。」の記事を書きます。
がんばります。

番外編

ちなみに今は、有限会社ラジエルさんに手伝っていただきながらオンクリみんなで床張りをしています(笑)。
プロではないので時間がかかりますが、完成したらぜひみなさん遊びにきてください。

ちなみに下の写真はSESや案件のことで悩んでいたときにひたすらやっていた薪割りです(笑)。
ものすごい量を割りましたね。。
おかげで少し上手になった気がします。

Tsuchiya Takaya プロフィール写真
ディレクター Tsuchiya Takaya
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