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オンクリ4年目のリアル。会社って人生だ。

オンクリの土屋です。
代表の方です。
オンクリには土屋が二人いるので。
ちなみに血のつながりはありません。
たまたまです。
長野県の東信地域には土屋という人が多いんですよ。

夜になっても目が冴えている。
エネルギーも漲っている。
ので、オンクリを始めて4年目に突入した今日この頃に感じたことを書きます。
よく会う先々で、
「若いメンバーだけで会社が回っていて大したもんだ。」
と、声をかけられます。
実際中にいる身としては、
外から見るほどきらきらはしていない。
悪いことしかないわけでもない。
という3年間でした。

オンクリが始まったのは2021年1月4日。
最初は今のような法人ではなく、個人事業主としてスタートしました。
その頃は、

  • マーケティングの戦略練るところから制作、運用までを一貫してできるアベンジャーズを作りたい
  • 若者のためになりたい

の2つを自分で事業を始めることによって大きく進められる。
そんな風に考えていました。
実際、今となっては大きく進んだのでこの考えは間違っていませんでした。

ヒトの話

過去の退職者3名という現実

オンクリのメンバーは2024年2月現在時点で、4名ですが、実はこれまで退職者も3名出ています。
(うち1名は、個人事業主時代に一緒にやっていたメンバーなので、正式には退職というよりも離脱に近いです。)
3名が一斉に退職したわけではないのですが、僕以外のメンバーが全員入れ替わるくらいのインパクトが既に一度起こっているんです。

僕はオンクリで見栄を張りたいわけでも、かっこよく見せたいわけでもないので以下は本当にリアルなはなし。
(以下はあくまで僕の主観です)
1名は金銭面の課題で退職。
1名は個人的な課題での退職。(オンクリの初代エンジニアの物語
1名は熱量の課題で退職。

みなまでは書きませんが、決してポジティブな理由だけでないのが現実です。
それぞれ表面的な理由はあるものの、個人的に原因は1つに直結します。
土屋のカリスマ不足。
オンクリはカリスマによって引っ張られる会社ではないということです。
だからカリスマを求める人は合わない。
という結論を出すための必要な経験でした。

現状のオンクリが回っているのは土屋のリーダーシップではなく、オンクリという組織全体が葛藤しながら醸し出す良心です。

現状の4名のメンバー

これまで退職したメンバーは全員30代。
でも今いるメンバーは全員20代中盤。
2023年はオンクリが若返った1年でした

ただ、若返るというのは良いことばかりでもなくて。
それってもっと詰めるべきじゃない?
もっと考えられるよね?
っていう場面はあります。
今のオンクリの課題です。

でも僕は今いる4名のメンバーが大好きで、その4人が作り出すオンクリに愛着があります。
(自分が作った会社とか抜きにしてです)
全員に違う役割が与えられていて、得意なことやできることも違う中でそれぞれがすべきことを少しずつ掴み始めている。
この成長の過程も泥臭くて人間らしい。
こういったいかにも人生らしいものって素晴らしい。

今いるメンバーだけでなくて、オンクリに少しでも在籍してくれた人に共通するのは良心ですね。

未来の採用のメンバー

ここからは未来のはなしです。。
僕がいうのもなんだけども、オンクリはフルリモートで働けて、給料も悪くなくて、会社からPCも支給されて、責任のある仕事もできる、メンバーも若いので、結構イマドキな働き方です。
(これが絶対的にどの時代も変わらず良いかは別として)

なので、求人を出すと結構な数で応募が来ます。
これはオンクリのマーケティングでもなんでもなく、
ただ時代に合っているという要因。
(流行りに乗っているという表現が正しいのかも)

実際2週間募集を出すだけで10件応募が来ます。
求人を出していなくても月に2~3件くらいは。
感謝。

どんな要因にしろこれは非常にありがたいことで、基本的には全員と面接しています。
だけども面接というのは意外と時間がかかるので、業務が忙しい時期だと結構負担になる。
隠さず書くと、話を聞きたいと言って時間を取るものの質問は全くなかったり、人から聞いて来てみただけ。
みたいな人は割といますね。
御免けども、これってお互いにとって時間の無駄でしかないので、本当にやめましょう。
これからオンクリで焚き火座談会なんかもやろうと思っているので、そっちに参加してもらった方がお互い良さそうですね。
オンクリとしても何らかの方法で対策していきます。

とはいえ、オンクリでは常にクリエイターを募集中です。
なんかやってやりたいけど、やることないなぁ。
モヤってしてる人、ぜひご応募ください。

おカネのはなし

オンクリのおカネ

オンクリを始めて2ヶ月の間、収入は0円。
まあこれは当然の結果ですね。
最近つくづく想うのですが、世の中は過程と結果の2つしかありません。
営業未経験の21歳エンジニアが独立したところで、仕事に繋がるはずは当たり前にないんです。

この話は長くなるので、割愛するけども未経験ながらもとにかく行動あるのみ。
半年ほどすると個人事業主として続けていけるくらいの仕事は回るようになっていました。

オンクリはこれまで3年間。
1年目から2年目は倍。
2年目から3年目は1.5倍。
のペースで売り上げが伸びました。
これだけ聞くとすごく儲かっていそうに見えるけども。
全くそんなことはありません。
売り上げがなくて会社が潰れることもないけども利益が有り余ってベンツを買ってしまったなんてことは絶対できません。
くらいの感覚です。

3年前の自分は3年後の自分はベンツのゲレンデに乗っていると確信していたけど。。
そんなことありませんでした。
3年前の自分、御免。

だけどこういう人間らしくて泥臭い会社運営はオンクリらしい。
制作物のクオリティを上げるために、こういうカメラやレンズが欲しいとか。
PCのスペックはこのくらいのものが欲しい。
こういうツールを使いたい。
でも高い。
さあどうする。
みたいな会話をしているのは案外楽しいんです。
限られた予算で物を買って、最大限のリターンを得れるように立ち回る。

オンクリにとって会社を運営する上で、一番大事なのは「人」です。
良心の範囲で、個人は会社の最適化を考えるべきだと思うし、会社は個人の幸福の最大化を図るべきです。
だからオンクリの支出の大半は人件費が占めています。

ボーナス100万円は出たのか?

オンクリを始めて1年。のブログでは今期ボーナスを1人100万出したいと書いた。
これは今年1年忘れず意識してました。
結論、100万は出なかった。。

ただ、去年のボーナス総額が14万円だったのに対して、今期は35万円。
伸びてはいる。
でも出なかったという事実に変わりはない。

1人100万円。
大きな目標だけど来期も変わらず掲げます。

会社って人生だ

去年末くらいからずっと感じているのだけれど。
会社って人生だ。
焚き火も人生だ。

オンクリの売り上げがいきなり倍になることはないし、焚き火だって白い煙のモクモクタイムを乗り越えてみんなを巻き込んで温める炎になる。
人生って地道だ。

だから焚き火も会社もマーケティングも地道だ。
でも、その過程が楽しくてしょうがない。

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