千葉県船橋・市川市場を拠点に、“食の土台”を支える長印船橋青果株式会社。
社員一人ひとりが「食に貢献したい」という信念を胸に、私たちの暮らしに欠かせない“食”の安定供給を担っています。
Webサイトリニューアル
https://www.chojirushi.co.jp/funabashi/サイトデザインのコンセプトは、「食を夜明けから、見えずとも支える。それが私たちの仕事」。
市場での業務は、まだ夜が明ける前の暗い時間帯から始まります。人々の生活に欠かせない「食」を、毎日当たり前のように届けるーーそれは決して目立つ仕事ではありませんが、私たちの生活を支えるうえでなくてはならない仕事です。
この想いをサイトを通じて伝えるために、コンセプトに沿ったデザインを考案しました。
トップページには、夜明け前から朝にかけて市場が動き続ける様子を収めたタイムラプス動画を配置。静かな闇の中から少しずつ空が明るくなり、その間ずっと市場が絶え間なく動く様子を視覚的に表現しています。
「食を支えている」ことが、言葉以上に映像で伝わるサイトに仕上がりました。
採用サイト制作にあたっては、多くの社員の方々にインタビューを実施。
その中で印象的だったのが、社員全員が「お互いを思いやり、認め合う心」を持っていることでした。さまざまな年代や経歴の方が、それぞれの知識や経験を尊重し合いながら働く姿に、外部の私たちでさえ「雰囲気がいい」と感じるほどでした。
この魅力を画面越しにも伝えるべく、サイトのコンセプトは「なんかいい。言葉にはできない雰囲気の良さがあるこの会社で食を支える」に決定。サイトを開くとすぐに、晴れやかな表情の社員の皆さんの姿が目に入る設計とし、デザイン面でも過度な主張を避け、あえてミニマルなスタイルにすることで、「言葉にはできない雰囲気の良さ」を表現しています。
採用サイト向け インタビュー動画制作①
https://www.chojirushi.co.jp/funabashi/recruit/about/movie/採用インタビュー動画では、4名の社員の方にお話を伺い、それぞれ1本ずつの動画にまとめました。
各動画の冒頭では、4人が共通して会社の雰囲気の良さについて語る部分を抜粋。採用サイト全体で一貫して伝えている“雰囲気の良さ”を冒頭から感じてもらい、「実際どれほど良いのか?」と視聴者の興味を引く構成にしています。
インタビューでは、業務内容や1日の流れといった実務面に加え、入社前に感じていた不安や、良好な人間関係の理由など、感情にまつわるエピソードも多く取り上げました。社員一人ひとりの言葉を通して、「なんかいい」という感覚をできるだけ具体的に伝える内容となっています。
採用サイト向け インタビュー動画制作②
https://www.chojirushi.co.jp/funabashi/recruit/about/movie/採用サイト向け インタビュー動画制作③
https://www.chojirushi.co.jp/funabashi/recruit/about/movie/採用サイト向け インタビュー動画制作④
https://www.chojirushi.co.jp/funabashi/recruit/about/movie/写真撮影
企業サイトと採用サイト、それぞれのコンセプトをビジュアルで的確に表現するため、撮影時には時間帯や光の加減にまで細心の注意を払いました。
撮影は朝5時から開始。まだ空が暗い時間帯から日の出にかけては、企業サイトのコンセプトである「食を夜明けから、見えずとも支える。それが私たちの仕事」を表現するよう意識して撮影を行いました。
一方で、柔らかな光が差し込む明るい時間帯には、採用サイトのコンセプトに沿って、社員の自然な笑顔や現場の空気感を重視。市場の活気や働く人々の温かさが伝わるよう、表情がよく見えるカットや臨場感ある構図も多く取り入れました。実際にその場にいるようなリアリティと、言葉にはできない「雰囲気の良さ」が感じられる写真を目指しました。