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「マーケティング」って何だろう?

マーケティングって?

最近ふと感じました。
「マーケティング」って確かな意味が定義されていないことに。
マーケティングは重要、マーケティングを始めてみよう。とは思いつつ言いつつ、
マーケティングって何?って聞かれるとみんな答えが違うし、言葉が詰まってしまう人も多いと思います。

よし、辞書で調べてみます。
広辞苑によると
・・・商品を大量かつ効率的に売るために行う、市場調査・広告宣伝・販売促進などの企業の諸活動・・・
こう書かれています。

僕が思うに「営業活動」です。
企業のサービスや製品を売るという行為は遥か昔から行われていることであって、奥は深いけど営利目的の事業者であれば必ず行っているはずです。

  • DMが認知
  • →アポイントがリード化
  • →相談・状況伺い・食事や飲み会がリードジェネレーション
  • →商談・提案がコンバージョン

のように。


だからマーケティング難しそうだなと思っている方へ
マーケティング=営業と捉えてください。
そうすると話もしやすいし、難しい言葉を並べられて良く分からないこともなくなってきます。

もう少し分かりやすく

例えばです。
今まで営業マンが月に

  • 1,000件テレアポをして
  • 10件アポイントが取れて
  • 5件成約する

という状況を数字に落とし込む。
それをWebやツールの力を使って再現する。
それが一般的な「Webマーケティング、デジタルマーケティング」だと思います。

ひたすら地道に

僕も今の仕事を始めるまでは、マーケティングとは一つの施策で爆発的に事業を一気に加速させるものだと思っていました。
有名な話だと凄腕のマーケターがUSJを復活させたとか、みんな大好き丸亀うどんを復活させたとか。

結果だけを見ると、一つの施策で業績回復してマーケティングってすげぇとなるんですが、実際はすごく地道なものです。
例の内情を詳しく知っている訳ではありませんが、地道な要素が大きな結果を生み出していると思います。

月に1本、1,000文字でメルマガを書くと決める

数字だけを見るといけそうと思うかもしれません。
でもこれが本当に難しい。
僕自身もブログやメルマガなどを書くことがありますが、自分自身でコンテンツを生み出すってものすごく難しいです。

なんで難しいのか

これには一つの理由があります。それは自分達のことだからです。
取引先やお客さんの案件で納品が遅れることって基本ないですよね。
でも自分達のことは違います。

この日までにこれをしよう。
だけどお客さんから急ぎの依頼があってそれに取り組まなければいけない。

そうなると必然的に自分達のことは後周しになります。
しょうがないといってしまえば、しょうがないのですがここが踏ん張り時です。

必要なのは継続

「塵も積もれば山となる。」
とにかく継続は地道だけども、一番大事です。
例えば、新卒で入社した営業さんが3ヶ月間一件も成約を取れなかったら叱りますか?叱らないですよね。(叱らないでください。)
しっかりと話を聞いて、コンタクト数が足りないのかクロージングに問題があるのか。
深掘りした上で改善するはずです。

それを数年単位で続けた結果として、会社に利益をもたらす営業マンが出来上がるのは、僕よりもこの記事を読んでいる皆さんの方がよく知っているはずです。

マーケティングって何をしたらいいの?

マーケティングですることは何一つ難しいことはありません。
何かしらマーケティングの本を買って書いてあることは基本的に一緒です。

あと、企業による施策の適性はあると思いますが一番大事なのは継続することです。
Webサイト制作や施策決定の段階で、多くの場合様々な選択肢を提示すると
「全部やりたいです!」
といってくださるお客様が多いです。
僕も最初は嬉しくて全て進めるよう手配していましたが、実際に続くのは大体1つです。
まずはできることから。です。

先ほども書いた通り、マーケティングの成長曲線は直線ではなくカーブを描きます。
なので長期的な目線で成果を計測していかないとうまくいったように見えないのです。
もう一度書きます。うまくいっていないのではなくて、うまくいったように見えないのです。

そこで、フェーズにあった最適な施策や効果測定にはマーケティングのプロに入ってもらうのがおすすめです。

マーケティング会社に必要なこと

となると現代のマーケティング会社に求められるものは何か?
それはあくまでスーパーなマーケティング施策を打ち出す能力よりも、地道に継続できる施策を選定し、企業のマーケティングを推進していく能力だと思っています。

その中ではお客さんと厳しい雰囲気になることもあるでしょう。
(僕も実際に経験済みですし、経験中です(笑)。)難しいこともあるかもしれませんが、半年後、1年後のお客さんにありがとうと言ってもらいたいのです。

マーケティングの理解のあるないに関わらず、僕らの顧客の大半が基本的にマーケティングに取り組むことが初めてという方が多いです。
マーケティングを推進している能力を持っている企業はおそらく自社で進めて、効率よく僕らのスキルや時間を活用しています。
彼らは、マーケティング自体がそこまで複雑でなくシンプルなこと、そして地道に何かを続けることが唯一の近道と知っています。

だからこそ、推進していく能力が重要です。

社内で自分だけが…

僕もお客さんと話をしていてよくご相談いただくのが、
「マーケティングを進めていきたいけれど予算も少ないし、何より社内からの理解を得られるか分からない。」

大丈夫です。
マーケティングに理解は強力な武器ですが、始める時点で必須ではありません。
後からでも得られますから。
実際に結果が出たら認めざるを得ません。

もし、話を聞いていただけるのであれば、マーケティングは古いやり方を淘汰するのではなくよりよくしていくものです。
淘汰ではなく共存であり営業の方の業務をより良くするものです。

僕が尊敬する人からマーケティングの社内改革の経験では、マーケティングを実施する部署以外のメンバーにはマーケティングに協力してもらえないものとして施策や仕組みを組み立てています。
信用は結果で説明しましょう。
社内全体でマーケティングを進められるようになったら、それはもう「鬼に金棒」です。

まとめ

ここまでつらつらと書いてきましたが、僕は言いたいことは2つです。

マーケティングは難しいものではない
必要なのは継続

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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