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2024/01/20

オンクリが企業Web担当者に伝えたいこと/ 山奥でマーケティングの話をしよう

今、何に悩んでいますか?

企業内のWeb、もしくはマーケティング、ブランディングの担当している方へ。
今の課題は何でしょうか?
オンクリでは企業の担当者や経営者からこんな声をよく耳にします。

これまでマーケティングやブランディングの経験がなく、今自分が担当として行っていることは正しいのか。もっと成果を出すにはどうしたらいいのか。

担当者といっても、制作会社でマーケティングを行った経験があったり、その分野に精通しているというわけではないでしょう。
会社の中で少しPCをいじるのが得意、そんな理由で担当されている方も多いかと思います。
それから地方の中小企業では多いのですが、担当者が1人というパターンも多いです。
経験もなく、確認できる相手もいない。
そうなると先ほどの声が出るのはごく自然なことです。

この問いにオンクリなりの答えを出します。
担当者がいることはすでに成功
これは実際にお客さんにオンクリのサービスを説明する際や、コンサルティングの際に毎回お伝えしています。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
担当者がいる。
というのはとても重要なことです。

マーケティング、ブランディングにおいて大事なのは、一定のリソースを割くことです。
ここでいうリソースとは、2つ。

です。
どちらか一つだけ選ぶなら「時間」だと考えますが、どちらも譲ることができないくらい重要です。
そんな「時間」という課題に対する最善策は
担当者がいること。
です。

マーケティングにおける「知識」について

ここで、マーケティングにおける「知識」について補足します。
先ほどの大事なリソースには「知識」が登場しませんでした。
もちろんマーケティング、ブランディングにおいて「知識」はとても重要です。
ただ、それは本やWeb上のコンテンツにいくらでも書いてあるのです。
(これもオンクリがよく顧客企業に伝えることです。)

10冊本を読み、自分が一番納得のいく施策や考え方を真似てあとはひたすら施策の実行あるのみ。
やがて「知識」が「経験」へと変わり、何にも変えがたい企業の資産となります。
これは誰にも奪えません。

担当者に求められること

マーケティング、ブランディングを実行していく担当者にとって一番求められることは「継続」です。
自社企業で選んだ施策をうまくいくにしろ、いかないにしろ結果が出るまで続けてください。
うまくいく、いかないの結果が出る前に施策を中断してしまい、マーケティング、ブランディングが上手くいかなかったはなしです。

では「継続」するにはどうしたらいいのか?
そんな仕組みはありません。
やると決めたことをひたすら続けるのです。

記事を書くなら記事を書く、動画を撮るなら動画を撮る、とにかく決めたことを1日1日コツコツと続けるのです。
僕はこれまで企業のマーケティング、ブランディング支援を行ってきて、「継続」して上手くいかなった例を見たことがありません。

よくある課題その2「協力」

せっかく担当者についてまとめましたので、もう一つよく聞く課題についてです。

マーケティング、ブランディングにおいて社内の「協力」が得られない。

CRM(顧客管理システム)を導入する、コンテンツ制作を施策として行いたい。
こういった担当者の想いに対し、社内の協力を得ることはとても重要なことです。
ですが、いきなり始めたマーケティング、ブランディング。
社内の方からすると怪しい以外の何者でもありません。
特に営業の方からよく、

という声が上がります。

担当者からするとこれらの声は逆風といえます。
ただし、営業さんの想いもよく分かります。
自分が今までやっていることを否定されているような気持ち、未知のものに感じる違和感は誰にもであります。

しかし「協力」に対しての対処法はあります。

自分がボールを持つ前提で運用を設計すること。
です。

施策に対して社内での協力が得られない場合、協力ありきでの運用設計をしないでください。
担当者のみで回る運用を確立し、他者が乗ってくる余地を作りましょう。
あなたがリソースを割いてやる気、根性を出して継続すれば、必ず結果が出ます。
その過程を絶対に誰かが興味を持ってくれます。

協力者が出てこない中でどうやって進めるかは、最初に始めるときに大切なポイントです。

制作会社について

これまで担当者に伝えたいことをつらつらとまとめましたが、これだとWeb制作会社やマーケティング、ブランディングを支援する会社っていらないよね。
となってしまいます。

では何のためにそういった会社があるのか?
思うに、役割は2つあります。

まず、自社でマーケティング、ブランディングを始めていくにあたって担当者には「知識」「経験」が不足していることが考えられます。
僕らのような会社は受託で得た「知識」「経験」をたくさん持っているはずですので、施策の決め方や継続の支援など役立つことはたくさんあるはずです。
経験がある外部の視点からのアドバイスは、適切な判断を下す助けになります。

続いて質の話です。
受託企業は、年がら年じゅうコンテンツ制作、webや紙のデザインを行っています。
そう言った点で、自社企業では出すのが難しいクオリティのコンテンツを制作する技術を持っています。
そのクオリティが必要なのであれば、制作会社に依頼すべきですし、必要ないのであれば内省化で十分です。

最終目標は内製化

リソースで見る「お金」の面から見るとマーケティング、ブランディングのゴールは内製化が最良だと僕は考えています。
施策をスタートするにあたって、外部企業に委託をするのは得策だと思います。
ただし、長い期間をかけて外部企業から「知識」と「経験」を盗みましょう。
それを盗みきったらあと必要なのは、「技術」だけです。
施策選定は自社で行い、その上でWebサイトや動画が必要ならプロに頼む。
最終的に内製化するのです。

Tsuchiya Takaya プロフィール写真
ディレクター Tsuchiya Takaya
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