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2022/12/02

Webサイト作るならテンプレ?オリジナル?デザイナーが考えるそれぞれのメリット

オンクリでは基本的にオリジナルデザインのWebサイトを推奨・制作しています。
「Webサイト制作」はマーケティングの上で成り立つ「手段」のひとつですので、目的に合わせて見せ方にも工夫が必要になります。

とはいえ、予算や目的を擦り合わせた上で、テンプレートでの制作が適していると考えられる場合もあります。
価格や納期が異なることから、どちらかが絶対に良いとは言い切れないんです。
また価格や納期だけで判断するのは早計かもしれません。

Webサイトはオリジナルデザインに限らず、「テンプレート」を活用したものも多いです。
今回は、それぞれのメリット、それぞれの方法が適している人・目的について、紹介していきます。

Web制作における「テンプレート」とは
Web制作において、キックオフミーティングからサイト公開までの間に様々なステップがありますが、中でもデザインやプログラミングは長い時間を要します。
デザイナー・エンジニアの知識と技術が重要なこのステップ、これを一手に担うのが「ホームページテンプレート」です。
目的や用途によってテンプレートを選択し、それにテキスト・画像を挿入することで、サイトを作ることができます。

テンプレートを使うメリット

メリット① 制作にかかる価格を(オリジナルに比べると)抑えられる

Web制作で1番といっていいほど気になるのが、価格(制作費)じゃないでしょうか。
テンプレートを使用することでオリジナルに比べると制作に工数がかからないため、制作費を抑えることが可能です。

テンプレート自体は有料で購入が必要なものも多くあるので、注意が必要です。
びっくりなのが、無料のテンプレートがあるということ。なんでそんなことしちゃうんだろう(良い意味で)。
テンプレートの新バージョンまで無料でリリースされていて… 本当にお金払わなくていいんですか?と思っちゃいます。

ただ、無料のテンプレートを使うからといって制作費まで0円になることはさすがにありません。
オリジナルで作るよりも低価格、と捉えていただければと思います!

メリット② 制作にかかる時間が(オリジナルに比べて)短くなる

制作のためのデザイン・プログラミングがほとんど必要ないので、制作期間は短くなります。
低価格な上早くできるなんて、お得すぎますよね…!

ただ、テンプレートを使っているからといって即日で出来上がるということはほとんど無いでしょう。
理想の形に向けてある程度工夫は必要ですし、テンプレートを使用するとはいえ、制作者は色々考えながら作ります。
ちなみに私は(成果物のクオリティは別として)「簡単に」「パパッと」は苦手です。(笑)
オリジナルと比較すると短期間で仕上がる、と思っていただくと誤解がないかなと思います。

メリット③ 有料のテンプレートは高クオリティなものが多い!

テンプレートには無料と有料のものがあると先に書きましたが、有料のテンプレートは高クオリティで素敵なものが多いです!本当に!
コーポレートサイト向け(それも様々な業種向けのもの)、Webマガジン向けなど、カバー範囲が広いのも嬉しい。

よく見るのは、TCDの WordPress 専用のテンプレート(テーマ)ですね。
多種多様なテンプレート(テーマ)がリリースされていますし、それぞれのコンセプトがはっきりしていて、選びやすいのも嬉しいです。

WordPressテーマの一覧 | ワードプレステーマTCD

安くて早い上、一定のクオリティは担保されている

おそらくどんなWeb制作も、「作って!」とお金を払ったらポンと成果物が出てくる、というものではないですよね。
とはいえ、手軽にかっこいいWebサイトをこしらえたいという場合も少なくありません。
そんな願いを叶えてくれるテンプレート、案件によってはとても重宝します!

どんな場合に適しているか

オリジナルデザインのメリット

メリット① マーケティング戦略に基づいて細部までこだわった制作ができる

最初に書いた通り、Web制作はマーケティングの上で成り立つ「手段」です。
Webを使った施策が必要になった理由があるはず。
ただ“必要そうだから”Webサイトを作る、というのは、本質からずれてしまう時があるのです。

テンプレートは型が決まっているため自由度が低いのに対して、オリジナルはイチから作り上げる自由度の高さがあります。
集客や問い合わせ増加などのための“戦略”をサイトに反映しやすいため、成果につながりやすいと考えられます。

メリット② “自社だけ”、“自分だけ”、“この商品だけ”のデザインで独自性を出せる

自由度の高いオリジナルデザインでは、細かなニュアンスやこだわりを存分に詰め込んで、世界観や雰囲気を表現することができます。
多様な表現方法によって競合との差別化が図れるのがオリジナルデザインです。

テンプレートは人気のあるものがある程度決まっていたりすることや、自由度の低さから、サイトの見た目や構成が似通ってしまう場合も少なくありません。

メリット③ 必要なタイミングで、必要な情報を、魅力的に見せることができる

テンプレートの型にパズルのように要素を当て込んでいくと、本当は必要ないのに入れておかなければ成り立たない要素があったり、この要素のせいで本当に見て欲しい要素が目立たない、といったことが起こり得ます。

オリジナルデザインは、視線誘導に基づいたデザインやターゲットに合わせたサイト設計ができるため、必要なものだけを見て欲しいタイミングでユーザーに届けることができます。
自由度が高いオリジナルデザインならではですね。

会社や商品のためだけのデザインで、無駄がなく、戦略的に制作ができる

戦略的にサイトづくりができること、独自性を出せることはオリジナルデザインの大きなメリットです。
テンプレートに比べると時間がかかること、費用も高くなることを考えても、最終目標への近道になると言えるのではないでしょうか。

どんな場合に適しているか

適材適所でより良いWeb制作を!

それぞれにメリット・デメリットのある制作手法ではありますが、どちらかが絶対に集客に向かないとか、成果が出ないというわけではありません。
どんな方法でも、改善・運用をし続けることが大事かなと思います。

Web制作のご参考になりましたら幸いです!

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