オンクリ
Blogオンクリの日常
2022/08/07

SNSのフォロワーが多いってすごくない?と思った話

最近、事業として若者のためのWEBメディア「オンクリ」の運営を始めてから、仕事の中でSNSを使うことが増えました。
・インタビュー依頼をする人を探したり
・実際にインタビュー依頼のメッセージを送ったり
・WEBメディアを運営する上で必要だけど自分にはできないことをできる人を探したり
・単純に自分が興味のある人を探したり
・参考になる人を探したり
(今までSNSを使う機会はほとんどなかったので、ほぼ素人です)
そんな中で思ったのが、

SNSのフォロワーが多い人ってほんとすごい

ということです。今の時代、個人の情報発信のツールとしてだけでなく、企業や事業のPRとしてもSNSは広く利用されています。SNSをうまく活用できているかはその会社自体のPR力にも直結してくるかと思います。

フォロワーが多いメリット

発信力がある

一番のメリットはやはり「発信力」があることです。
SNSのフォロワーが多いことによって、たくさんの人に投稿を見てもらうことができます。
例)フォロワーが100人のユーザーが投稿をしていいねが5個ついた場合
(いいねをしたフォロワーのフォロワーは全て100人と仮定します)
フォロワー100人 + いいねをしたフォロワーのフォロワー100人 × いいねの数5 = 600人
がみることになるわけです。(フォロワーの被りは考慮していないのでもっと減りますが、、)
フォロワー数が増えれば増えるほど、いいねの数をつけられる可能性も上がるのでさらに多くの人に見られるようになっていき、
フォロワーが増える速度も加速していきます。
それによって、たくさんのユーザーの「集客」を行う事ができて、さらにアクションを得ることも可能になります。
個人の場合は、友好関係が倍々で広がっていきます。

お金につながる

個人の場合

インフルエンサーとしてお金を稼ぐことができます。
企業からのPR依頼や、イベントへの参加やメディアへの寄稿、または専属のインフルエンサーになることで安定的な収入をもらうことも可能かもしれません。
他サイトで調べたところ、企業からのPR依頼は1フォロワー1円だそうです。
大卒新卒の平均年収がおおよそ250万円くらいなので、フォロワーが10万人だと1年に25個の案件を受けることで同等の金額を稼ぐことができます。(フォロワーを増やしたり、案件数を増やすことでもっと稼ぐこともできるでしょう)
実際に高校生のインフルエンサーで普通の職種では稼げない金額よりも多く稼ぐ人も少なくありません。

事業・企業の場合

自社のブランディング・認知の拡大によって、製品の購入につながる場合もあるでしょうし、仕事の依頼につながることもあるでしょう。
現代の企業ではSNSマーケティング部という部署があるくらいなので、企業のPRの面で、売り上げに直結してくる大きな役割を担っています。

交友関係・ファンが増えやすい

個人の場合

フォロワーが多いことによって、信頼性も増す(交友関係の広さ、ファンの多さを示すことができる)のでさらにフォロワーが増えやすくなり、新しい交友関係が築きやすくなります。

事業・企業の場合

SNSをマーケティング・運営をする人件費はかかるかもしれませんが、SNSの利用自体は無料でできるので他の広告と比べてコストパフォーマンスの高い状態で宣伝を行う事ができます。
また、マーケティング会社に市場調査などを依頼すると費用がかかりますが、SNSを運用することで直接の意見を聞くことができます。個人的にも中小企業・小規模事業者は高額な広告よりもまずはSNSを利用してみてはどうでしょうか?

フォロワーが多いデメリットはあるのか?

批判的なコメントや投稿をされることがある

フォロワーが増えるたびに、投稿をみる人が増えるのでそれをよく思わない人、反対意見の人も同じように増えていきます。
そのため、個人に対してや企業・事業に対して批判コメントを書き込む人も後を立ちません。
企業・事業からすると製品やサービスに対しての生の声を聞くことができる、個人からすると自分の悪いところを客観的に知ることができるということもあるかもしれませんが、ほとんどの批判コメントはデメリットの部分が大きいです。
批判コメントによって、精神的に不安定な状態になってしまうということもよく耳にします。
(メンタリストのDaigoさんの発言でこんなものがあります。
「ネットの炎上に関わっている人の割合は0.47%しかいない」
つまり、批判コメントを書く人は批判したり炎上させるのが目的になっているのであまり気にする必要はないのかもしれません。

接客業をしている人などはわかるかもしれませんが、根っからのクレーマーって何を言っても怒っているのでその人たちと一緒ですね。)

写真などから個人情報が特定されてしまう

批判コメントと一緒で、フォロワーが増えるたびに個人情報の特定などのスキルをもった人に見られる可能性が増えていきます。
実際に、家にファンが来てしまったり、最悪危害を加えられる場合もあるので注意が必要です。

発信力がある

これはメリットにも書きましたが発信力があることによるデメリットもあります。
投稿内容が別の意味で解釈されてしまったり、個人を攻撃されているように解釈されてしまうことがあります。
フォロワーが多いため、その投稿は拡散を繰り返し、最悪「炎上」が起きる可能性もあります。
(海外でも実際にフォロワーが1億人以上いる著名人の1つの投稿によって、変わってしまうことがたくさんあります)
これに関しても十分な注意が必要です。

フォロワーの「量」と「質」ついて

フォロワーが多いのはもちろん大事ですが、フォロワーの自分との関係性も重要になります。
例えばフォロワーが少なくても、zozotownの前沢さんとかsoftbankの孫さんにフォローされていたらものすごく注目されますよね。
見た人からしたらこの人は何者なんだ?!となります。それによって結果的にはフォロワーが増えそうです。
あとは、自分のフォロワーにスパムっぽいアカウントが多かったり、怪しいアカウントが多かったりするとフォロワーは増えにくいかと思います。
あとは、フォロワーが自分の投稿・ひいては事業・個人に興味を持ってくれているかも重要になります。
この質が高いほど投稿に反応してくれる可能性が高くなったり、さらに個人・事業の情報拡散をしてくれたり、フォロワーを増やすときに質のいいユーザーを引っ張ってきてくれます。

SNSに思うこと

これからのSNSと企業について

フォロワーが多い人を採用する

今の時代、採用される側からするとSNSのフォロワーが多いことが武器になるのではと感じています。
SNSのフォロワーが多い人を採用することで、
・企業の認知拡大を行う事ができる
・採用応募数を増やすことにも繋がる
・企業+働く人全体のフォロワーが増える
などの効果が見込めます。
また、SNSマーケティングという言葉もありますが、実際はどれだけ知識や理論を蓄えているマーケッターを雇おうが、フォロワーが増えたりエンゲージメント率が上がらないと意味がありません。その点、実際にSNSのフォロワーが多い人は実績があるので、採用後に運営を任せることもできるでしょう。
有名なインフルエンサーに仕事をお願いする、または雇用するよりも平均よりも少しフォロワーが多い社員を少しずつ増やしていく事で効率よくSNSマーケティングが行えるのではと考えています。
そのため、今の中高大学生はフォロワーを増やしておいて発信力を持つのも一つの手だと思います。

気をつけなければいけないこと

個人のアカウントの投稿に企業の思惑が入り込んでしまうのは、プライバシーの面で難しいですし、企業とのいざこざがあった場合にSNSで影響を持った社員がどんな投稿をするかはあらかじめ取り決めて置く必要もあります。

自信がSNSをやって思ったこと

必要な仕事をSNSで行うことができて便利

冒頭にも書きましたが、私が運営しているWEBメディアにはインタビュー記事が必要なため、インタビュー対象者を見つける・依頼する作業が必要になります。その作業の大半をSNSで完結することができます。

起業・独立しようと思っている人は特にフォロワーを増やすと良いかも

私自信がWEBメディアの運営を始める前はSNSなどを一切やっていませんでした。
今思うと少し後悔しています。もし可能であれば、準備の段階でSNSのアカウントを作っておいてできるだけ発信力を持っておいた方が、起業・独立した時にたくさんの人に認知してもらえますし、応援してくれる人も増えます。

SNSの思いがけない効果

SNSでフォロワーが多い人をみていると、いくつかの共通点を見つけました。
・フォロワーに有益な情報を発信している
・各SNSでアクティブさを感じる事ができる(頻繁に投稿がある)
・フォロワーや関係者の投稿に反応する
多くの人にフォローしてもらえている理由は、何かしらで相手を助けていたり、メリットを与えていたりするからなんだなと思います。そういう方は、自分が何か投稿をした時にもたくさんの人を巻き込んで思いがけない効果を生んでいるのをよく目にします。
おそらく、SNSが生む効果をまとめたら本一冊でもおさまらないでしょう。
オンクリもそんなSNS運営ができるよう毎日頑張っていきます!
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ディレクター Tsuchiya Takaya
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