オンクリ
Blogオンクリの日常
2022/10/26

【三日坊主日記】オンクリを始めて6ヶ月。

オンクリを始めてもうすぐ2年

久しぶりの投稿となりました。最後に記事を書いたのが4月なので実に半年ぶりです。
最後に書いた「【株式会社オンクリ】始めました。」をまだ読んでいない方は、こちらよりご覧ください。

2022/04/11-株式会社オンクリ設立

今年の4月11日に株式会社オンクリを設立しました。
代表は僕、土屋喬椰。フリーランス「オンクリWeb」として独立したのは2021年1月4日だったため、1年3ヶ月と1週間を経ての法人化となりました。

土屋喬椰とは誰か


年齢は23歳で誕生日は1999年2月4日。(覚えてください。切実に)誕生日はワンピース魚人島編のフカボシと一緒です。ちなみに年齢も一緒です。
長野県東御市で平凡な家庭に生まれて、特に秀でた才もなく小、中、高と過ごし、平凡にプログラミングが学べる専門学校に進学。
平凡に社会人を1年半やってフリーランスで独立。今は法人化しています。

昔からこれといったやりたいこともなくて、農家になろうと思ったり仙人になろうと思ったり。(この話はまた別で書きます。)
趣味は本当になくて、たまにサウナに行くくらい。それ以外は寝るかご飯を食べるか仕事をしてます。あとは動物が好きだけど蛇は苦手です。
あとはあとは病気もあります。これまた厄介だけど最近は自分を確立する一つの要素になりつつあります。

フリーランス時代

専門学校は2年間だったので、21歳で就職しました。新卒で勤めた会社では色々なことを覚えたのですが、様々な理由が絡み合って1年半で退職。
退職直後は、病気の症状がひどかったのでほとんど仕事はしていなかったし、できませんでした。といいわけがましく書いていますが、現在やっている事業の受託事業の経験はなかったので仕事がありませんでした。の方が正しいです。
経営経験なし、受託制作経験なし、人脈なし、ノウハウなしのむさ苦しい男の奮闘記です。
そのころは時間もあったので、自分が話を聞きたい人にメールとかTwitterのDMを送って人生相談をしていました。
その証が若者のためのWEBメディア「オンクリ」です。

https://onkuri-media.com
あの時話を聞かせてくれた大人の皆さんには今でも感謝しているし、これからも感謝し続けるでしょう。本当に話を聞いて良かったです。
オンクリの取材をして記事を作るのは面白かったのですが、退職時にあった20万円の貯金が底を尽きて本気で仕事をしないとまずいなと感じたのが独立から4ヶ月目。
それまでは営業経験もないし、仕事の取り方もどこにあるかも分からなかったので、必死に言い訳して家で文句垂れてました。

でも人間は痛い思いして学びます。これほんとに。

僕の場合は、お金がついに尽きて親に泣きつきました。

この時借りたお金が¥200,000。

通帳に¥200,00が記帳されたタイミングで流石に火がつきました。
ただ、どうしても会社で働く気になれずですね。。
この時自分のスキルセットは

あとはサーバー構築と、gitも使えたかな。

と良くも悪くもないエンジニア2年目くらいのスキルだったので、スキルに合った仕事を見つける必要がありました。
となるとやはり、Webサイト制作&システム開発になってくるのですが、ここにマーケティングをプラスした要素は絶対に切り離せいないと気づき、マーケティングをひたすら勉強しました。

そこで見つけたのがhubspotなんですがこれもまた別の記事で書きます。

営業手法はひたすらフォームからのメール送信。
賛否両論ありますが、メールアドレスのリストを買うお金もないので、税務局の法人リストをダウンロードして、まずWebサイトがあるかをチェック。
ある場合にはフォームからアポメールをひたすら送っていました。(あの頃メールが届いた皆様。本当にご迷惑をおかけしました。)

その中ではお叱りの言葉をいただいたり、逆に温かい言葉もいただきましたが今ではやって良かったと思っています。
最初の案件は、ジョーフォレストギターハウスのジョーさんWebサイトにSNSを埋め込む手伝いをしました。

ジョーさんの記事を見る

それから次はデザインワークスの小田さん、どちらも営業メールからではないですが、実態のよく分からない怪しい若者に仕事を頼んでくれてありがとうございました。

小田さんの記事を見る

当初はアポ数も少なかったのですが、件数が溜まってくると1日1アポくらい取れるようになってそこからはひたすら営業に行っていました。
実績がないので成約率は異常に低かったですが、それでも6ヶ月目には会社員時代の給与を超えました。
ここで一つ。
会社員時代の自分は仕事の取り方も分からなかったし、営業なんて当たり前に未経験。
フリーで食べていける自信も確信もありませんでした。

結論。意外といけます。

それから

そこから事業も順調に進んで案件も一人では回しきれなくなってきました。
時には同じようなフリーランスの知り合いに仕事を依頼したり、ほとんど寝ずに納品ラッシュが続く時もありました。

1年後に親から借りた¥200,000も返済して生活もだいぶ安定してきました。

なんで法人化したのか?

本題です。
法人化した理由は主に2つあります。
一つはWebアベンジャーズを作りたかったから。
幸いなことに僕の周りには優秀なクリエイターがたくさん。
この人たちが同じ会社で働いたらすごいことが起こる。そう確信して集まれる場所を作りました。

2つ目は仕事が多すぎたから。アベンジャーズ風にいうと一人では倒せないサノス級のボスが登場したから。です。
今は僕の他にデザイナー1名、エンジニア1名ですがとにかくもの作りにこだわって仕事をしています。

法人化して半年。どう?

思った通りに順調です。売上予測もピタリ賞ってくらい当たっているしありがたいことに仕事も数ヶ月先まで、下手したら半年先まで埋まっています。
このままだと受けられない仕事もあって悲しい気持ちもありますが質を担保するのに仕事を受けすぎると良くないことはこの2年で学びました。
今は、関東、福岡、愛知だったり日本の各地にお客さんがいらっしゃいます。半分地元で、半分地元じゃありません。
とはいえ、課題もたくさんあって僕の経営の経験不足であったり、お客さんとのトラブルもあります。
今は受託制作+マーケティングとシステム開発が半々といったところですが、今後はどちらかに業務を絞ってスキルを特化させるのもありかなと感じています。

濃い2年間。振り返ると

失敗の思い出しかありません(笑)

失敗をあげると無限に出てきます。
でもものすごく楽しくてこの期間のおかげで人とストレスなく話せるようになったし、スキルも爆上がりしたし、何より100人以上の経営者の方と話して繋がりを持つことができました。
今は何かあるとあの人に相談しようとか、あの人に連絡しようってなります。

手に入った鋼メンタル

フリーランス時代は、1案件ごとに一喜一憂していました。
一人で怒りを爆発させたり悲しくなったり。
嬉しくなったり。

ですが、法人化してメンタルが鋼になりました。

基本的には何が起こっても焦らないし気にしません。
多分これは対人関係的には良くないのかもしれません。
人の気持ちだったり状況を少しずつぼやけさせることと引き換えにこのメンタルを手に入れているので。
だけどこれを手に入れないと多分やっていけない(笑)。
今すぐにでも山奥に逃げ出すと思います。

どんな仕事してるの?

ひたすら「人」を大事に

創業半年して、いやずっと前から意識しているのは人がすごく大事ということです。
企業のリソースにおいて人は一番流動的ですが、僕らの事業は特に人がすごく大事な要素です。
オンクリが事業をできているのも、僕より優秀な二人のクリエイターがいるからです。
信頼しているからこそ、完全リモートで成り立つし、何より僕は仕事を獲って、その後の段取りや物作りは2人のメンバーに学ぶことばかり。
同じ社員という立ち位置ではなくて、仲間という意識で仕事をできるこの人たちには尊敬しかありません。

若者よ集え

とはいいつつもこれも課題の一つで、どんどん若者を雇用して2人のメンバーの弟子にして行きたいのですが、何より教育ノウハウがありません。
見てやって覚えてという職人的な覚え方になってしまうので注意が必要です。

悩みおおき若者。

僕もそうでしたが、若者も悩みが多い。何をやったらいいか分からないという声は、地元の長野県にいてもとてもたくさん耳にします。
今となっては昔の話だけど、あの頃は社会に対する漠然とした不安が生活の全ての時間に少しずつ覆いかぶさっている感じがしました。

今後の展開

一番は制作のクオリティとマーケティングのノウハウ蓄積ですが、これから新しく動画制作を始める予定です。
それからオンクリメディアも再開します。

独立しようかなと思っている人へ

何とかなります。仕事は絶対にたくさんあるので。
これ昔から思っていることなんですが、友達を作ろうと思うけど得意ではない。その場合どうするか。友達の多い友達を増やすんです。
新しい友達を100人作ろうと思ったら50人の友達がいる友達を2人増やすんです。
何がいいたいかというと、仕事をとるのが得意でなければ仕事をとるのが得意な知り合いを一人増やせばそれで全て解決します。
それから、フリーになると勉強する暇がない。会社にいると勉強できる。は完全な間違いです。
どっちでもやる気になれば勉強するか、しないかの話ですが個人的にはフリーになってスキルセットが爆上がりしました。
使える言語も2倍以上になったしできることは5倍くらいになったと感じます。

以上、また報告します。

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ディレクター Tsuchiya Takaya
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