オンクリ
Blogオンクリの日常
2022/08/31

“将来AIに仕事を奪われる”を心配する若者に知ってほしいコト

自動運転、ビッグデータの活用、存在しない人間の顔の自動生成など現代技術でとても注目されている”AI”。
その活用方法は人間の想像の範疇の中でも多岐に渡り、”AI”によって現代人はさらに便利な未来を作り上げようとしています。

そんな今の時代によく聞く言葉が、
「仕事をAIに奪われてしまう。」
「AIにできない仕事をしなければいけない。」

というものです。具体的な発言者はここでは挙げませんが、著名人から身近にいるちょっとうんちく臭い会社の上司などがよく口にしているのではないでしょうか(笑)。

そんな世の中の声に対して、エンジニア歴2年半&フリーランスエンジニアとして思うことをまとめていきたいと思います。
注意※
筆者はAIエンジニアでなく、ましてやGAFAなんかでAI開発の分野で働いていた経験もありません。

結論:”AI”は発展して仕事は奪われる…けど大丈夫!

まず、一つ断言できるのは今後間違いなく今ある仕事はAIによって奪われていくでしょう。
”AI”は今の時点で間違いなく人間の脳みその処理速度を遥かに超えています。それに加えて”AI”の処理速度は爆発的に向上していくので、人間の脳みそが超進化しない限りはその差は開く一方です。
そんな段違いの処理速度をもつ”AI”に対して、仕事が奪われないと考える方が不自然です。

でも大丈夫!!

でも大丈夫です。
澤円さんの受け売りにはなるのですが、そもそも今までも産業革命、車時代の到来など技術的な革命は何度も起きているわけです。
それでは車時代が到来した時に、それまで主流な移動手段だった馬車に関する仕事をしている人たちはどうなったのか?
実際どうなったのか詳しくデータがあるわけではないですが、その人たちの仕事がなくなった事によって新しい車関係の仕事がたくさん生まれた訳です。開発、設計、生産、販売、修理などなど。

だから、これから”AI”の時代が来てあなたの今している仕事が無くなったとしても必ず別の仕事が新しく創出される訳です。その新しい仕事がどんな仕事かは誰にも予想できませんが、心配する必要はありません。
今後”AI”が世の中に普及すればするほど、”AI”に関しての知識を持つ人間の需要は増大していくという訳です。
かと言って、”AI”関連以外の仕事は無くなっていくのかというとそうでもなく、例えば人の散髪ができる”AI”を開発する場合に、必要なのはAIエンジニアだけではないですよね。
AIエンジニア意外にも、流行に沿った理容の知識を提供する美容師、ハードウェアエンジニア、機械にあったハサミを提供するハサミ職人など、各分野の知識が必要になるので美容師自体も無くなることはありません。

“AI”は全てに最適解を出す事ができる

”AI”が普及してきた時代に残る仕事とは、エンターテイナーなどと言われると思いますが…
それも無くなると思います。いや、表面上は残るのかもしれません。どういう事かというと”AI”は全てに最適解を出す事ができます。
要するに世の中に有利なエンターテイナーを生み出すには??と”AI”に聞いたらその方法を導き出して実行してしまいます。逆に、今のエンターテイナーの人気を落とすには??と聞いたらその方法も導き出して実行できる訳です。
なので誰かに思惑によって、利害のためのエンターテイナーは生まれるかもしれませんが、それ以外のエンターテイナーは結果を出すという面で”AI”に勝つことは難しいと思っています。
その他、今流行りのデザイナー、エンジニア、マーケター、ディレクターなど様々なIT関連の仕事も”AI”時代に対しては、今後残っていくかという疑問に対してはその他の職種と大差ありません。

”AI”は不可能を可能にする

まず”AI”にできないことはないと思っています。(個人の見解です)
Amazonを例に出すと、現在Amazonが開発したAIを使用するとユーザーが〇〇日後にこの商品を購入する。というデータはすでに当てることができると言われています。
もしこれが本当だとすると、僕らユーザーはこれからの時代商品を購入する事なく家に必要なものが届くようになります。要するに”AI”は僕らの未来を僕らより先に知っているのです。

データというのは本当に面白くて、世界の誰か一人が〇〇歳で死ぬという事は当てられませんが世界何億人の何人が〇〇歳で死ぬというデータは予測でき、そして大半がそれに収束する訳です。
そして”AI”はそういったデータの活用がとても得意なのですが、それをするにはとにかくたくさんのデータが必要になります。(それが俗にいうビッグデータと呼ばれるものです)
世界を牛耳るGAFAなどはそのビッグデータを今血眼になって、それぞれ提供している検索エンジン、SNS、デバイスなどを使って収集している訳ですね。
そこから人間が見つける事ができないデータの相関関係などを見つけてどんな不可能も可能にしてしまいます。

“AI”は既に時代を支配している

またまた個人の考え方として、”AI”は既に時代を支配しています。
陰謀論みたいになってしまいますが、アメリカ合衆国元CIAに所属していたエドワード・スノーデン氏が告発した事で話題になった国民監視システムなど信憑性が高いデータはたくさんあります。
僕らが時間を注ぎ込み続けている、スマホ、パソコン、タブレットからデータを収集し続け、そのデータを元に監視、もっと言ってしまうと操作されています。
(検索履歴だけでなく、GPSによる行動履歴、体調の変化、電話内容などやろうとすれば全て収集できます)
そう考えると僕らが自分が判断していると思っているその選択は、知らず知らずのうちに操作されているのです。昨日食べたもの、昨日行った場所、昨日買ったもの全てデータを収集されていますからね。

”AI”に関してうんちく言われたら!こう言ってください

会社などで”AI”に関してうんちくを言われたらこう言いましょう!

「”AI”に出来て、人間に出来ないことを教えてください。」

上の文章で説明したように、”AI”は全てに最適解を出す事ができるので、そもそも人間に出来て”AI”に出来ないことなんてない訳です。

”AI”が普及する未来

”AI”が普及しきった未来はどうなるのでしょうか?僕らが生きている間はそこまで進化しないと思っていますが、
仮に人間にできて”AI”にできない事があるとしたらその部分を人間が担う必要はあります。
ただ、現代の様にここまでたくさんの人が労働に従事する必要は無くなります。そうなったら労働に従事する必要のない人々は全員路頭に迷うのか。はたまた”AI”の反乱によって人類の縮小が行われるのか。
答えはどちらもNoです。労働に時間を割かなくてもよくなった分、違う事に時間を使ってより豊かな生活を送る事ができますし、充実したベーシックインカムが実施される可能性だってあります。

もしも”AI”が普及して、あなたの仕事が奪われても何も心配する事はありません。だって同じ様にたくさんの仕事が奪われる訳ですからあなただけ路頭に迷うなんて事はほぼほぼあり得ません。

”AIによって仕事が奪われる”
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”新しい仕事が生まれる”
これを繰り返しきった結果として
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
”仕事をする必要が無くなる”
となります。

若者はこれからどう生きればいいのか?

自分の仕事が”AI”に奪われるかもしれない。なんて事は考えなくてもいいです。
もし奪われるとしても、”AI”に奪われる前に予兆はありますし、システムを作る上でその業界の知識は必ず必要になります。

でももしも世界最高峰の”AI”に触れてみたい。”AI”の技術によって世界がどう動かされているのかを知りたいという方は、AIエンジニアを目指してもいいかもしれません。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!
もしこのブログを読んでいただいた方の中に、”AI”に明るい、得意な方がいらっしゃいましたら是非意見を聞かせていただきたいです。
また、間違いなどございましたらお問い合わせフォームよりご指摘ください。

Tsuchiya Takaya プロフィール写真
ディレクター Tsuchiya Takaya
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