「実はオンクリに来るまで、イラストレーターの存在を知らなかったんです。」
そう笑顔で話すのは、オンクリでデザイナーを務める小林さん(以下、小林さん)。
未経験からスタートした彼女が、どのようにしてデザイナーとして活躍するようになったのか。その素顔や担当業務、そして働くきっかけについて伺いました。
目次
背景:入社のきっかけ・キャリアの流れ
小林さんがオンクリに入社したのは昨年10月。現在、オンクリで最も新しいメンバーです。
生まれ育った場所も、今暮らしている場所も長野ではない彼女が、なぜ長野県に拠点を置く会社で働くことになったのでしょうか。
ーーなぜオンクリで働くことになったのですか?

しかし結局そうはしなかったといいます。

その後結婚を機に退職して、パートナーの地元へ移住。そこで“次は何をしようかな”と迷っていたそうです。そんな時、転機が訪れます。
きっかけは親戚の集まり。パートナーのいとこである磯谷さん(オンクリのエンジニア)と食事の席で話したことが始まりでした。

最初はできるかなって話していたのですが、8月にその話をして9月にはもう土屋さん(オンクリ代表)と話をして10月から働いていました。
担当業務ややりがい
現在はチラシやバナー、SNSのサムネイル制作などからウェブサイトのデザインまで、幅広い案件を担当。社内制作物のみならず外部案件など、デザインの幅を広げています。
ーー未経験からのスタートとのことですが、最初はどのような状態から始まったのでしょうか?

他にも5個ぐらい聞かれたんですけど、何もわからず(笑)、『すみません、わかりません』って言ってたくらいなんです。
ーーそうなんですね、、!そこからどのようにして学んでいったのですか?

ーー初めて使うツールで難しいとは感じませんでしたか?

ーーツール以外にもこの仕事をしていて感じたことなどはありますか?

あと、デザインの知識がほぼゼロだったので、先輩である牧野さんからさまざまなことを教えてもらいました。『デザインはこうやって視覚を誘導するんですよ』と教えてもらったりして、どんなデザインにも目的や意味が必ずあることを学びました。他にもいい記事があれば共有してもらったりとか、少しずつ知識を増やしています。
仕事で学んだスキルはプライベートでも活きているといいます。今年の6月末に挙げた結婚式の招待状や席次表を自作したのもそのひとつ。

チームメンバーの不在という課題から見えてきた大切なこと
印象に残る出来事を尋ねると、チームメンバーの不在を経験したときの話が返ってきました。

リモートだとどうしても、(相手が)忙しいかなと思って連絡がしづらいと思ってしまうこともあるんですね。でも、”いや、そんなことはない、聞けるときに連絡するべきだ”って思うようになりました。
現状維持は衰退──常に学び続ける姿勢を大切に
仕事をする上で、小林さんが特に重視しているのは「学び続ける姿勢」です。
ーー未経験から入って今までやってこられた中で、大切にしていることはありますか?

高校時代の部活の顧問が『現状維持は衰退だ』と言っていて。それを座右の銘にしているんですけど、すごく腑に落ちるんですよね。何でもそうだと思いますが、ある程度慣れてくると、ずっと現状を維持する方向にいくと思うんです。スランプが来てもそれはそれでOKだけど、ずっと同じ状況が続くっていうのは駄目なので、とにかく前へ進むという気持ちで日々新しい情報を取り入れてくことが大切だなと思ってます。デザインでも、生活でも。
小林さんの目標は、尊敬する先輩・牧野さんのような存在になること。

ーー小林さんから見た牧野さんってどういう人なんですか?

温かいチームの中で、未経験から成長を続ける小林さん。
「現状維持は衰退だ」という高校時代の部活の顧問の言葉を胸に、これからもデザイナーとして新たな挑戦を重ねていきます。